介護の現場は世間から「人材不足が慢性化しているから、たくさんの仕事をしなければならないため大変そう」というイメージをもたれていますが、実際にはその人材不足であるということが、介護の現場で働いている人達にメリットをもたらす場合があります。
1つ目のメリットが「働く時間を自由に変更することができる」ことです。 人手不足にもかかわらず人員の補充があまり進んでいない影響で、ほとんどの職場では「今働いている人達を辞めさせないようにする」ことに腐心しており、職場での待遇をよくしようとしているようです。その状況を利用して「水曜日など特定の曜日だけ休みたい」「日中だけ働きたい」など、自分が働きたい時間や条件を職場に伝えると案外簡単に受け入れてくれたりするようです。そのため、将来起業するために自由な時間がほしい人や、小さいお子さんがいる人にとっては働きやすい環境といえるでしょう。
2つ目は「職場を自由に選べる」ということです。介護業界そのものが慢性的な人材不足であるため、常にあらゆる職場で求人情報を出しています。そのため介護の現場で働いている人達の視点で見ると自由に職場を選ぶことができるということになり、給料や取得できる休日の数などの待遇を吟味して自分が望んでいる働き方が得やすい状況になっているのです。配偶者の転勤などで引っ越しが多い人や、よりよい職場を求める探求心のある人にはおすすめな業界かもしれません。